生命保険の罠

生命保険の「罠」 (講談社+α新書)

後田 亨 / 講談社



必要もないほど多額の生命保険に入っている無知な日本人の為の本。保険に入る際に考えるべきは「その保障が自分の貯金でまかなえないほどのものかどうか」、そして「そのリスクが発生する確率がどのくらいなのか」、最後に「保険金は過剰じゃないか」ということ。このへんをクライテリアにしていれば月々何万円も保険料を支払うことはなくなる。

あと、祝い金などのおまけにも注意する必要がある。祝い金は月々支払う保険料に上乗せされているだけなので、客にとっては何の意味もない。貯蓄型の保険も掛け捨て型の保険料に貯蓄用の保険料を上乗せされているだけなので、メリットはほとんどない。あったら使っちゃうから貯蓄型保険に入るっていう場合も、もうちょっと割りの良い投資先を検討した方が良い。

専門でやっている人を除いて、一般人は保険を前にすると思考停止に陥り、乱暴な宣伝文句にまんまと載せられ、あれもこれもと特約をつけて多額の保険金を支払うものらしい。しかし、こうして、人の不安につけこむ保険屋は、21世紀中にさらに力をつけていく。テクノロジーがいかに発展しようと、人にとって不安は一生なくならないからだ。
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by shohey0229 | 2010-03-22 21:51 | 読書