社長失格

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

板倉 雄一郎 / 日経BP社



社長業の怖さが分かる本。銀行への返済を延滞したあげくに、自社の社員がおどされるくだりは嫌だなぁと思った。華やかなベンチャー企業から一転して倒産していく様は、怖いとしか言いようがなかった。倒産の一番の原因は早すぎた拡大戦略だろう。企業規模に不相応な拡大路線が資金ショートを起こす様がよく分かる。大手銀行の後ろ盾を自分の実力と勘違いしてしまった時、資金調達の危機意識がごっそり抜け落ちてしまったのではないかと思う。

この本が書かれたのが1998年。今の著者のHPを見る限り、誠実とは正反対のチャラさがあり、私の中では、哀れみよりも憎しみの方が勝った。
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by shohey0229 | 2010-03-29 22:32 | 読書