フラット化する世界(下)

フラット化する世界 [増補改訂版] (下)フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
(2008/01/19)
トーマス フリードマン

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■内容

第四部 企業とフラット化する世界
 第11章 企業はどう対処しているか
  フラットな世界で企業が認識しなければいけないルールが9つある。
   1. フラット化で可能になったことは、何でもなされる。
   2. 個人のイマジネーションが市場を左右する。
   3. 生き残る小企業は大企業のように振舞う。
   4. 生き残る大企業は小企業のように振舞う。
   5. 優良企業は優良共同作業者である。
   6. 中核となる事業を見極める。
   7. コスト削減の為ではなく、勝つためにアウトソーシングする。
   8. 企業の社会的責任が一段と重要となっている。
   9. 社内の内面を掘り起こし、フラット化に順応する。


■感想

ゾッとしたのがルールその7。アウトソーシングというと、安さが売りで、品質は信用できない、というのが通説だが、優良企業はそう感じていないらしい。
日本にいると、自分の所の品質が世界一だと教えられ、他国の企業の品質はそれよりも下だと教えられる。そんなのは、仕事を奪われた言い訳でしかない。
追い抜かれたなら、今の市場にとっては、自分よりも相手の所のビジネスがマッチしていると認識し、どうやって勝負していくかを考えなきゃいけない。品質を問題にして、愚痴をこぼしているのは後ろ向きだと思う。

イノベーションを促進し成長を早めるのではなく、こ主にコストを減らすための手段としてアウトソーシングを利用する会社は少数派であり、けっして多くはない。私ならそんな会社の株を所有したいとは思わない。優良企業はインドにある最高のものを、ノースダコタにある最高のものやロサンジェルスにある最高のもので梯子入れする方法を見つけようとする。

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by shohey0229 | 2008-08-30 22:01 | 読書