西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩

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■あらすじ

中学の女子グループ特有の文化に馴染めなかったマイは祖母の家で過ごすことになる。祖母はマイに魔女修行をさせる。「魔女は自分の聞きたくないもの、見たくないものは見ないのです。考えたくないことは考えないのです。自分で自分の感じることをコントロールするのです」。そうして、打たれ強くなったマイは社会復帰する。

■感想

グリム童話を連想させるようなタイトルだけれども、日常的で平和で暖かい話だった。祖母の考え方には同意だ。世知辛い世の中、他人の考えに振り回されていては、生き辛い。自分を取り巻く環境はコントロールできないけれども、自分の内側にある世界は舵を握って操作しなければいけないと思う。何事にもポジティブな面を見つけ、他人の言動に振り回されず、それでいて本質的に異なる他人と協力しながら生きていくのである。
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by shohey0229 | 2008-12-13 11:22 | 読書