カテゴリ:読書( 119 )

一瞬の風になれ(全3巻セット)一瞬の風になれ(全3巻セット)
(2007/06)
佐藤 多佳子

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・あらすじ
高校陸上部の話。主人公の神谷はサッカーを断念して陸上の世界に飛び込む。プロサッカー選手になった兄や、トップアスリートの親友との人間関係を描きながら、神谷はどんどん速くなっていく。辛くて厳しい状況の中でも、前向きで真剣に練習に取り組む主人公の姿は、周囲に良い影響を与えていく。

・感想
主人公の人間性に惚れた。良い奴すぎます。コンプレックスを抱いて、ひねくれてもしょうがない環境なのに、前向きに頑張る姿は自然と応援したくなる。同情とかじゃなくて、主人公は本心から前向きだから余計に気持ちいい。
スポーツしてる奴らって明るくて人間が出来てて羨ましいです。ということで、僕も水泳のジムに通おうとしてたりする。体力つけなきゃ、人間関係も仕事も勉強も、何事も継続できないと思うのです。
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by shohey0229 | 2008-04-13 09:38 | 読書
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
(2006/09/07)
ドストエフスキー

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半年くらい前に読み始めた「カラマーゾフの兄弟1」を今日ようやく読了。
時間かかりすぎw

外国文学だからか、ドストエフスキーだからか理由は分からないが、とにかく、この小説は台詞が異常に長い。
1ページ以上の台詞がざらにある。
しかも、話題がキリスト教や哲学的なことなので、消化するのに一呼吸要する。
日本の小説とかだと台詞文はページ稼ぎって感じだけど、この小説に限っては地の文の方が読みやすいくらいだった。

それから登場人物がとても多くて、第一巻とあって、それぞれの生い立ちに説明が入るから、頭で整理しきれなくなる。
これが読み終わるのに半年もかかった大きな理由。
半年かかったせいで、若干抜けた知識があるので、再読の必要がありそうですがw

しかし世界最高峰といわれるだけあって、ストーリーが深いです。
脇役としか思えない(実際脇役なんだけど)人物の心理描写や価値観までしっかり描いてて面白い。

登場人物は日本人の僕からすれば、かなり変な人たちばかりだ。
言動や行動が、大胆で自己主張が強く、予想の斜め上をいく。
台詞が長いからこういう印象を抱くのかも知れないが、登場人物によるストーリー展開の「振り回され感」が楽しい。

第2巻も楽しみです。
第1巻も十分面白かったけど、綿谷りさは「第2巻以降は面白すぎて一瞬でした!」みたいに言ってたので、すごく楽しみだ。
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by shohey0229 | 2008-03-23 23:36 | 読書
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下)を読了!

下巻から、いよいよ人気の白鳥が出てきます。
白鳥のキャラクタは端的に言うと図太い!
人に何を言われても傷つかない、人を傷つけても気にしない強靭な鈍感力の持ち主だった。
自分の保身を常に考慮しなければならない病院内での白鳥の行動が面白かった。
阿部寛で演じられている白鳥も是非見てみたい。

物語の方は白鳥の介入で一気に解決した。
ミステリーとして批判的な意見も多いけど、僕としてはとても面白かった。
描写が秀逸だったからだと思う。
文章力ってやっぱり大事だ。
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by shohey0229 | 2008-03-19 22:41 | 読書
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(上)を読了!
この小説は本屋で話題になってたので読んでみることにした。

売れてるだけあって、文章に勢いが感じられた。
ドンドンと引き込まれ、いつのまにか読み終わった。
現在は下巻を読書中。

舞台は大学病院。
主人公は出世レースから外れた窓際医師・田口。
映画では竹内結子だけど、原作では男です。
この田口が病院内で起こる事件を解明するという物語。

大学病院内の人間関係は保身・策略だらけで、そういう特殊な空間が物語を一層面白くしている。
「ブラックジャックによろしく」や「白い巨塔」も同じ設定だったけど、この設定は王道になりつつあるなぁと思う。
書ける人間が限られているのだけど。

自分的に気に入ったのは、「ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、より良い状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです」という高階病院長の台詞。
物語の本筋とはあんま関係ないけど、良いこと言うなぁと思った。

下巻を読み始めて気付いたのだけど、下巻に入って初めてもう一人の主人公が登場します。
登場の遅さと斬新な分け方で、ワクワクした。
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by shohey0229 | 2008-03-18 18:55 | 読書
ラストメンヘラーはニート社というオンライン小説サイトで公開されてる小説。
作者は「オナニーマスター黒沢」を書いてた人。

あらすじは、メンヘラーのヒロインに惚れた普通の男子がメンヘラーのフリをして彼女の理解者を演じるというもの。
暗くて卑屈な人間が何か間違った思いにすがって生きてるという点ではオナマスと共通してる。
こういう主人公を見ると、自分を投影して応援したくなってしまうのは、僕が同じような人間だからだろうな。
ウェブ上で有名になった人は一発屋が多いが、ラストメンヘラーはオナマス以上に面白いです。

全然関係ないけど、「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07は何となく一発屋だったような気がする。
彼はひぐらしが何故ウケたのかを理解していないから、現在の作品「うみねこのなく頃に」でうまくいってないような感じがする。
ひぐらしはサスペンスとして良かったのではなく、キャラクタとかホラー物として良かった。
だから、サスペンスを全面に出したうみねこは正直微妙だと思う。
ひぐらしと同じ楽しみ方が出来ないので、期待を裏切られた感が強い。
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by shohey0229 | 2008-03-07 00:01 | 読書
夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ
(2007/08/11)
水野敬也

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主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。成功を願う普通のサラリーマンとぐうたら神様ガネーシャ。この二人が「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」自己啓発書のメインテーマを、従来とは少し違った形(具体的に言うと、慢才です)で深めていきます。

Amazon.co.jp: 夢をかなえるゾウ: 水野敬也: 本より引用】



自己啓発書の類だが、笑えて面白い。
この著者、小説書いても面白いんじゃないだろうか。

僕はこの主人公と似たところがあった。
具体的には三日坊主的なところ。

やる気を出しても長続きしないという点をかなり考察してて、そこが素晴らしいと思う。
一番大事なところだからね。
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by shohey0229 | 2008-03-06 20:33 | 読書
歩くとなぜいいか? 歩くとなぜいいか?
大島 清 (2007/05/02)
PHP研究所

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歩くとなぜいいか? 健康に良いというのもあるが、一番の理由は歩くのは楽しいからである。著者の大島さんと同じく、散歩が趣味の僕としては非常に共感が持てた本だった。

歩くことによってダイエットや心臓病や生活習慣病にも効果的であるということもこの本には書かれているが、あくまでこれらは蛇足。歩くのを薦めるのは「楽しいから」である。

本の後半では、大島さんの散歩スタイルについて書かれている。呼吸法とか、歩いている時何を見ているか、何を感じているか、何を考えているかなど。しかし、これらのことも蛇足。歩き方も何を感じるかも個人の自由だとしています。

「歩くのはとにかく楽しいからみんなもやってみて」とのが一番伝えたいことなのだ。これには本当に同意。

散歩の趣味が講じて、別の趣味に興味を持つこともある。大島さんの場合は植物やバードウォッチングに興味を持って図鑑で勉強を始めたそうだ。僕の場合は写真に目覚めた。といっても使っているのはケータイの写メールでカメラには拘っておらず、構図にも拘っていない。ただ後で見返したときに思い出がよみがえってきて嬉しいなと思ってパシャパシャやっているだけである。しかし、近々デジカメも欲しいなと思っていて、いよいよ本格的にはまるかも知れない。
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by shohey0229 | 2007-09-12 22:16 | 読書
不動心 不動心
松井 秀喜 (2007/02/16)
新潮社
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この本で書かれている「不動心」とは「広く深い心」、そして「強く動じない心」という意味だ。自分に足りないものを知り、そしてマイナスをプラスに転じること。松井秀喜は不動心をいつも胸にとどめていたのである。

この本では、メジャー移籍直後のゴロ王時代の話や、左手首骨折の話、長嶋監督とのコミュニケーションなどを交えて、ゴジラ松井が不動心を語っている。

「苦しみや辛さこそが、生きている証ではないでしょうか?」
この本の「はじめに」に書かれていた松井の言葉にすごく共感した。そうだよ、生きるのは実際辛いんだよ。毎日、逃げ出したいことだらけだ。

野球選手というと、多くの人に絶賛されてヒーロー扱いされて、それなら頑張る力もわいて当然だろうと思っていた。だが逆に、スランプの時は、ものすごく駄目出しされてしまうという最悪の可能性も秘めている。そしてこの最悪は松井でも避けられない。

この本からは、駄目な時にも動じない松井の強さが伝わってきた。そしてこの不動心が、僕にも必要だと思った。
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by shohey0229 | 2007-09-12 21:14 | 読書
なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか (PHP新書) なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか (PHP新書)
若松 義人 (2005/12)
PHP研究所
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トヨタの人材教育について主に書かれていた。トヨタ流の教育の基本は「上司が部下の知恵を引き出すことに努める」ことにある。その為、上司は部下に課題を与えても、絶対に答えは教えない。答えは部下が出すのだ。しかし、上司は完全に放任主義という訳ではなく、部下と一緒に一生懸命考え、部下のアイディアを積極的に実行に移す。こういったことの繰り返しで部下は自ら考える能力と自信を身に着けるそうだ。

この本の中で僕が興味を持ったのはトヨタの現場主義に関するエピソードである。トヨタでは、製造現場にいる人間が上司に報告に行くのではなく、上司から現場に赴いて報告を受ける習慣があるらしい。これは、部下に仕事に専念させる為だったり、実際に見なければ分からない現場の問題点を探したりする為だそうだ。さらに、現場の平社員にも重役と話をする機会があるので、現場からの改善提案をたくさん聞くことができるという。

僕は自動車ではないが、製造業への就職が決まっている。設計職なので製造現場に行く機会は限られているが、この本を読んで、生産歩留まり・コストダウンなどは製造現場が鍵を握っているんだなと感じた。だから、自分の設計した製品をよりよくするには、設計の仕事だけじゃなくて、製造現場とのコミュニケーションも重要だと思った。
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by shohey0229 | 2007-09-12 18:56 | 読書