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カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
(2006/09/07)
ドストエフスキー

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半年くらい前に読み始めた「カラマーゾフの兄弟1」を今日ようやく読了。
時間かかりすぎw

外国文学だからか、ドストエフスキーだからか理由は分からないが、とにかく、この小説は台詞が異常に長い。
1ページ以上の台詞がざらにある。
しかも、話題がキリスト教や哲学的なことなので、消化するのに一呼吸要する。
日本の小説とかだと台詞文はページ稼ぎって感じだけど、この小説に限っては地の文の方が読みやすいくらいだった。

それから登場人物がとても多くて、第一巻とあって、それぞれの生い立ちに説明が入るから、頭で整理しきれなくなる。
これが読み終わるのに半年もかかった大きな理由。
半年かかったせいで、若干抜けた知識があるので、再読の必要がありそうですがw

しかし世界最高峰といわれるだけあって、ストーリーが深いです。
脇役としか思えない(実際脇役なんだけど)人物の心理描写や価値観までしっかり描いてて面白い。

登場人物は日本人の僕からすれば、かなり変な人たちばかりだ。
言動や行動が、大胆で自己主張が強く、予想の斜め上をいく。
台詞が長いからこういう印象を抱くのかも知れないが、登場人物によるストーリー展開の「振り回され感」が楽しい。

第2巻も楽しみです。
第1巻も十分面白かったけど、綿谷りさは「第2巻以降は面白すぎて一瞬でした!」みたいに言ってたので、すごく楽しみだ。
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by shohey0229 | 2008-03-23 23:36 | 読書
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下)を読了!

下巻から、いよいよ人気の白鳥が出てきます。
白鳥のキャラクタは端的に言うと図太い!
人に何を言われても傷つかない、人を傷つけても気にしない強靭な鈍感力の持ち主だった。
自分の保身を常に考慮しなければならない病院内での白鳥の行動が面白かった。
阿部寛で演じられている白鳥も是非見てみたい。

物語の方は白鳥の介入で一気に解決した。
ミステリーとして批判的な意見も多いけど、僕としてはとても面白かった。
描写が秀逸だったからだと思う。
文章力ってやっぱり大事だ。
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by shohey0229 | 2008-03-19 22:41 | 読書
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(上)を読了!
この小説は本屋で話題になってたので読んでみることにした。

売れてるだけあって、文章に勢いが感じられた。
ドンドンと引き込まれ、いつのまにか読み終わった。
現在は下巻を読書中。

舞台は大学病院。
主人公は出世レースから外れた窓際医師・田口。
映画では竹内結子だけど、原作では男です。
この田口が病院内で起こる事件を解明するという物語。

大学病院内の人間関係は保身・策略だらけで、そういう特殊な空間が物語を一層面白くしている。
「ブラックジャックによろしく」や「白い巨塔」も同じ設定だったけど、この設定は王道になりつつあるなぁと思う。
書ける人間が限られているのだけど。

自分的に気に入ったのは、「ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、より良い状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです」という高階病院長の台詞。
物語の本筋とはあんま関係ないけど、良いこと言うなぁと思った。

下巻を読み始めて気付いたのだけど、下巻に入って初めてもう一人の主人公が登場します。
登場の遅さと斬新な分け方で、ワクワクした。
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by shohey0229 | 2008-03-18 18:55 | 読書
ラストメンヘラーはニート社というオンライン小説サイトで公開されてる小説。
作者は「オナニーマスター黒沢」を書いてた人。

あらすじは、メンヘラーのヒロインに惚れた普通の男子がメンヘラーのフリをして彼女の理解者を演じるというもの。
暗くて卑屈な人間が何か間違った思いにすがって生きてるという点ではオナマスと共通してる。
こういう主人公を見ると、自分を投影して応援したくなってしまうのは、僕が同じような人間だからだろうな。
ウェブ上で有名になった人は一発屋が多いが、ラストメンヘラーはオナマス以上に面白いです。

全然関係ないけど、「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07は何となく一発屋だったような気がする。
彼はひぐらしが何故ウケたのかを理解していないから、現在の作品「うみねこのなく頃に」でうまくいってないような感じがする。
ひぐらしはサスペンスとして良かったのではなく、キャラクタとかホラー物として良かった。
だから、サスペンスを全面に出したうみねこは正直微妙だと思う。
ひぐらしと同じ楽しみ方が出来ないので、期待を裏切られた感が強い。
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by shohey0229 | 2008-03-07 00:01 | 読書
夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ
(2007/08/11)
水野敬也

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主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。成功を願う普通のサラリーマンとぐうたら神様ガネーシャ。この二人が「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」自己啓発書のメインテーマを、従来とは少し違った形(具体的に言うと、慢才です)で深めていきます。

Amazon.co.jp: 夢をかなえるゾウ: 水野敬也: 本より引用】



自己啓発書の類だが、笑えて面白い。
この著者、小説書いても面白いんじゃないだろうか。

僕はこの主人公と似たところがあった。
具体的には三日坊主的なところ。

やる気を出しても長続きしないという点をかなり考察してて、そこが素晴らしいと思う。
一番大事なところだからね。
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by shohey0229 | 2008-03-06 20:33 | 読書