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チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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■あらすじ&感想

伊坂幸太郎の短編集。陣内というキャラクタが全編を通じて登場するので、長編でもある。違う物語を通じて、陣内がどう変わっていくのかを見えるのが面白い。伊坂の小説ってこういう風に構成に珍しさがあるから好きだなー。

中身は伊坂特有の妙味のミステリーでありつつ、珍しく心温まるドラマチックな描写もある。伊坂の小説の中では「アヒルと鴨のコインロッカー」が面白かったけど、これも面白かった。
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by shohey0229 | 2008-11-30 11:59 | 読書
へんな趣味オール大百科 (BEST MOOK SERIES 49 よいこの豆本)へんな趣味オール大百科 (BEST MOOK SERIES 49 よいこの豆本)
(2008/07/30)
不明

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■内容

日本全国のへんな趣味を紹介する本。「珍地名探訪」といった普通の変な趣味から、「エクストリームアイロニング」など最高に意味の分からない趣味まで。

■感想

表紙からロクでもないような本に見えるけど、とても面白いです。情報の多さと質は500円とは到底思えない……。全部雑学以下だけれど。紹介されてる変な趣味が、意外に自分の感性と合ったりする驚きもある。
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by shohey0229 | 2008-11-30 11:49 | 読書
自分の中に毒を持て−岡本太郎
※システムエラーでamazonから書籍の情報を読み込めなくなった。

■内容&感想

芸術家・岡本太郎が人生について語っている。常識人を捨て、自分の内側から湧き出すものに忠実に生きろ、と。面白かったのが宗教に対する考え方。宗教といいつつ、現代人の生き方を言ってるのだけど。

宗教はとかくペシミスティックだ。死ななきゃ許してくれない。うまいものを食っちゃいけない、美人を見て色気をおこしちゃいけないなんて、1番いいものをみんな取り上げ、生命をいためたり、いやしめたり、生きるよろこびをすっかり抜いてしまってから、やっとよしという。


無難に安定を目指して生きることはつまらない。それには本当に同意。私は他人の人生にまでケチをつけることはしないけど。
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by shohey0229 | 2008-11-24 23:20 | 読書
考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術
(2008/08/22)
久米 信行

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■内容

考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術の紹介。面倒臭いだとか、失敗が怖いだとか、恥ずかしいとか思って二の足を踏む前に、まずやってみよう、というのが主旨。

■感想

あとがきで著者も言ってるように、アイディア自体は有り触れた内容の刷り直しでしかない。こういう本を結構読んできた自分にとっては期待通り過ぎて、何も新しいことが無かったと感じた。でも、大事なことなので、文字で読んで考え方をしっかりと再定着させるのには役に立ったと思います。
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by shohey0229 | 2008-11-17 21:39 | 読書
変身 (新潮文庫)変身 (新潮文庫)
(1952/07/30)
カフカ高橋 義孝

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■あらすじ

ある朝、起きると毒虫になった男と、毒虫を取り巻く家族の話。

■感想

展開はラノベみたいだが、冷静な描写がラノベっぽくさせていない。主人公は嫌われっぱなしで死んでいくし。まだこの小説を理解するには私は若かった。
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by shohey0229 | 2008-11-09 11:56 | 読書
仕事は5年でやめなさい。仕事は5年でやめなさい。
(2008/05/23)
松田 公太

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■内容

タリーズコーヒージャパンの創業者が仕事観について語る。「5年でやめる」という期限を設けることで成長は加速するというのが彼の持論らしい。

■感想

正しいことをかっこつけないで言ってる感じ。特にすげぇ!と思うような発想は無かった。当たり前のことを、当たり前にこなす能力が案外貴重なのだと思う。分かってても出来ない人は多いから。でも出来ないと自覚している限りにおいては、改善の見込みはあるように思う。今の世の中、実力を示すチャンスはそこら中にあるのだから。
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by shohey0229 | 2008-11-08 01:05 | 読書
偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル
(2008/09)
小池 龍之介

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■内容&感想

著者はお坊さん。禅の観点から、道徳について述べている。「成功したければ良い人になりなさい、なるべきだ」と主張する本や人が多いが、この本はそれより一歩進んだ本である。

「良い人になる」って考えながら日々を暮らしていくと、必ずぶち当たる壁がある。それは「自分はこんなに良いことしてるのに、他の人は何でこんなに悪い人ばかりなのだろう?」→「自分はここまで他人の為に尽くしてるのだから、他の人だって自分に尽くしてくれるべき」→「自分はここまで頑張っているのだから、せめて認めてくれよ!」というストレス。

そういうストレスに本書は答えている。他人に対して「〜すべき」と道徳を説くのは、他人に善人になってもらって、その善行にタダ乗りしようとしているだけだと、バッサリと切り捨てている。そこから、どうしたらストレスから開放できるかについて述べている。

禅について興味を持った。自業自得を深く広く解釈したのが「カルマ」という概念である。過去に自分の心の中で生じた様々な悪が今の自分の心の中に負の感情を生んでいる。他人の言動にストレスを感じるのは、他人の言動からストレスを作る工場を自分の心の中に持っているから、と考えるのが禅である。とても大きくて、応用力のある考え方だと思った。禅は数学や論理とは無縁のように見えて、禅には禅のしっかりとした公理系が存在している。
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by shohey0229 | 2008-11-03 23:22 | 読書
ネバーランド (集英社文庫)ネバーランド (集英社文庫)
(2003/05)
恩田 陸

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■あらすじ

年末年始、居場所のない高校生4人が帰省せずに寮で過ごす話。寮の中で、秘密を打ち明けあう内に、4人の人間関係が微妙に変化していく。

■感想

人間というのは他人に自分を理解させたがる生き物である。逆に言えば、相手に理解を示すことで、利益を感じさせることが出来る。だけど、器の小さい人間はちっぽけなプライドで、相手に理解を示すことに困難を感じる。

というようなことをこの小説に出てくる4人の語りを聞きながら、思った。
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by shohey0229 | 2008-11-01 19:10 | 読書