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読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー (ムックセレクト)
アレン・カー
ロングセラーズ
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禁煙本に類書は多数あれど、十年以上もトップを維持し続けている本。読んだらその理由が分かった。この本にはタバコ起因の病気のことよりも、心理面でのアドバイスが多い。

喫煙者は、病気のことは百も承知なのだ。それでも禁煙できないのは、「禁煙は難しい」と思い込んでいるからである。世の中にはリスクとリターンが拮抗した現象がほとんどなので、健康を手に入れるための禁煙はきっと苦痛に違いない、と思い込む。これが喫煙者の基本的な心理である。これを手に入れること=難しいと思い込むことが禁煙のハードルを限りなく上げているのだ。

しかし、この本では、その思い込みを排除することに全力を注いでいる。喫煙はそもそも「する必要が無い」というのが本書の視点である。ニコチンの禁断症状も多くは幻想であり、「禁煙が難しい」という洗脳が禁煙を難しくしていると主張する。本当は禁煙なんて簡単なのだ。

ということで、今日から私もノンスモーカーである。手元に残ったタバコは水浸しにして捨てた。ライターも捨てた。Taspoも捨てた。ノンスモーカーである私には必要ないものだから。
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by shohey0229 | 2010-04-30 15:51 | 読書
iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)
西田 宗千佳
エンターブレイン
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電子書籍ビジネスが各所で話題になっている。そんな状況の解説書。
多読が趣味の私にとっては、eBookは歓迎すべき存在だ。本を保存するスペースがいらないし、重くないし、書店まで行く必要が無いし、メリットがたくさんある。なので、eBook関連のニュースには日々アンテナを張り巡らせている。

なぜ、キンドルがアメリカで流行しているのか。その大きな理由は、キンドルの通信コストにある。キンドルはネットからコンテンツを購入するのだが、その際のネット接続料はタダである。PCでも携帯電話でも、ネットに接続するには、プロバイダ契約をし、NTTに回線使用料を支払い、マシンの環境を設定をする必要があるのだが、キンドルはそれが一切ない。これは、キンドルユーザの「読書と直接関係のない費用は一切支払いたくない」という心理にかなりマッチしたシステムである。実際には通信コストは、コンテンツの売り上げやキンドル自体の価格に上乗せされているものの、ユーザが通信コストを意識することなく使用できる点が良い。これが毎月月額使用料を支払う、というシステムだったら、ここまでキンドルが流行することはなかったと思う。

それから、キンドルサービス開始時点でアマゾンは膨大な数のコンテンツを用意していたことも、成功の一因である。eBookにしろ、ゲーム機にしろ、遊べるコンテンツが何もない状態でビジネスが立ち上がる訳がないのだが、失敗するハードは必ずと言っていいほどコンテンツを充分準備しない段階で発売に踏み切る。古くはNINTENDO64に始まり、最近ではPS3がそれにあたる。何故同じ失敗を何度も繰り返すのか、さっぱり理解できないのだが、この点、アマゾンはしたたかだったと思う。

日本でのeBookサービスの立ち上がりは2010年中と見られている。既に小規模なeBookサービスはいくつもあるが、本格普及した際には米国と同じく寡占的な状況になるだろう。eBookはハード産業でありインフラ産業であるため、規模の経済性を活用しないと、ビジネスとして成り立たないと思われる。
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by shohey0229 | 2010-04-25 16:52 | 読書
世界No.1投資家バフェットの謎 ~何がその成功をもたらしたのか?
庄司 卓矢
技術評論社
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バフェットは、長期投資で有名だが短期投資やデリバティブにも手を染めていることが書かれてた。パフォーマンスはあまりよろしくないようだが、バフェットの価値観から考えて、ちょっと意外だった。

それから、かなり多読家らしい。毎日企業のアニュアルレポートを取り寄せ、読みふけっているとか。投資するからには企業の全てを理解してから投資したい、というのは投資家の義務なのだが、成績の悪い投資家に鍵って深く調べることを放棄する。アニュアルレポートを深く読み込んでいればそう簡単には失敗しないのに。
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by shohey0229 | 2010-04-24 13:19 | 読書
ソフトバンクに苦情電話したら「社長につぶやいて」と言われた! 孫社長「全て私の責任」と謝罪

ソフトバンクモバイルの電波状況を改善するホームアンテナを室内に導入したものの、電波の状況があまり良くならなかった利用者X氏。しかし、ないよりはマシと思って使っていたようなのだが、あとになって5月10日から小型基地局を無料提供するとソフトバンクモバイルが発表していたことを知ったX氏。「選択肢があるなら使い物にならないホームアンテナに12000円も払わず5/10からの無料サービスを受けるでしょ」と、小型基地局の無料提供があることを教えてくれなかったソフトバンクモバイルスタッフに不信感を持つ結果に。

さっそくX氏はソフトバンクモバイルに問い合わせをしたものの、「契約サインしたから無理」ということで、返金には応じてもらえなかったようだ。そこで「話にならんから他の人に変わって」と言ったたところ、ソフトバンクモバイルスタッフから「『Twitter』で孫社長につぶやいて下さい」と返答されたという。

X氏はソフトバンクモバイルスタッフに言われたとおり、『Twitter』で孫社長にこうつぶやいた。「電話担当の人に『話にならんから他の人に変わって』と伝えたら『Twitterで孫社長につぶやいて下さい』と言われましたので書き込みました。 12000円返してほしい! そして5/10からの無料小型基地局を申込みたい! 電波もだけどソフバンの対応を改善して下さい」。

すると孫社長はX氏に対して、「これ迄有償でホームアンテナを付けた全ての皆様へ無償にします。返金方法等詳細は、後程ツイートします」と返答。X氏のみならず、今まで有料でホームアンテナを設置してきた人たちに、全額返金をすると約束したのである。

顧客のことを第一に考えるのであれば、ソフトバンクモバイルスタッフは5月10日から開始される小型基地局の無料提供についてX氏に説明するべきだったのかもしれない(中略)。

インターネット上では孫社長に対し、「禿かっこいい惚れたぜ」、「これは良い禿」、「禿かっけー」、「禿のおかげでネットもケータイも安くなった」、「禿のフットワーク軽すぎ」と賞賛の声があがっている。


携帯に不具合があり、ソフトバンクのサポセンで問い合わせのメールを投げたところ、「原因を調査します」という返事をもらってから一切音沙汰なし。ソフトバンクはサポセンの質が非常に悪いことを知っていたので、この記事に書かれているサポセンの対応も真実ではないかと思った。

孫社長が速やかに対応を取ったことは評価するが、X氏の対応よりもむしろサポセンの質を改善することが顧客全員が求めていることだと思う。目先の金で解決できたと勘違いしないでほしいと思う。
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by shohey0229 | 2010-04-19 01:26 | 雑感
こんな僕でも社長になれた
家入 一真
ワニブックス
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「ロリポップ」を運営するpaperboy&co.社長の本。孤独な中学・高校生活が特長的だった。一代で億万長者になる人は、普通、学生時代から強烈なリーダーシップを発揮しているものだから、意外だった。しかし、優秀な人材を寄せ付ける能力はそんなものよりも人柄だったりするから、人柄に加えて時代の波に乗れる感性があれば、案外成功するものなのかも、と思った。本を読んでるだけでも、この社長のだらしなさやちょっと間の抜けたところには、大きな魅力を感じたし。

ロリポップってまだやってるんだ、と思ったら会員数は80万人を突破しており、昨年からの伸び率も非常に順調だった。現在、HTMLやCGIの管理が面倒くさい個人HPをやるメリットはほとんどなく、既に多くの個人HPは無料ブログに置き換わったという認識だったので、一体どういう人たちがHPを作っているのか気になる。あえて、勉強のために個人HPをやる人なら、自宅サーバを作ってしまうので、やる人は限られていると思うのだ。80万人のレンタルサーバ需要はどうやって生まれているのか。アフェリエイトやネット商店をやるにしても、集客力のある限られたサイトしか生き残れない現状で、わざわざ有料サーバーを利用する人がそんなにいるとは信じられない。
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by shohey0229 | 2010-04-18 13:51 | 読書
突破力! (PHPビジネス新書)
堀 紘一
PHP研究所
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この著者にしては珍しく、テーマの曖昧な本だった。この人は一般論よりも、金融のことを中心に語った方が良いような気がした。美学を中心に語ると今イチだ。でも、そういう年だから仕方がないか。
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by shohey0229 | 2010-04-18 00:15 | 読書
素数ゼミの謎
素数ゼミの謎
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吉村 仁
文藝春秋
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北アメリカで素数年周期に発生するセミの謎に迫る。進化は合理的であるべきという考え方に即せば、素数の数学的な性質が作用しているのは明らかだ。問題はどうしてそのような性質が効くのか?ということ。それが本文中で説明されている。正直なところ、読書中は当たり前じゃん、という話が続いていたのだが、読み終わって考えてみると、欠陥が全くなく、完璧な理論だということに気付いた。

素数ゼミのシュミレータでも作ってみようかな。既にどっかにありそうだけど。
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by shohey0229 | 2010-04-10 11:03 | 読書
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
リチャード P. ファインマン
岩波書店
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ファイマンは「経路積分」の考案者でもあるらしい。経路積分というのは、波のように空間分布を持つ物理現象を、粒子の運動の統計的解釈と考えて、計算するもの?、だと思う。私自身、この本を読んで初めて知った。この経路積分、最近自分が考えている問題にものすごく応用が利きそうな気がして、詳しく知りたいと思っている。

波を扱うのは普通、波動方程式なんかを解く必要があるのだが、波動方程式は人間の直感と相性が悪い。例えば、波に何か衝撃を与えたらどうなるか、という問題を考えた場合、その衝撃自体を周波数展開しなければいけなかったりする。そして、人間が考える理想的な衝撃は周波数空間では、非常に汚く、著しく計算が難しくなる。今はITでこういった計算も楽に出来るのだが、ITが対応していないような問題に出くわした場合には、やっぱり大変だ。

これがファイマンの経路積分を使えば、ものすごく簡単になる、・・・のだとしたら嬉しい。直感だが、かなり有望だと思ってる。
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by shohey0229 | 2010-04-08 22:34 | 読書