こんな僕でも社長になれた
家入 一真
ワニブックス
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「ロリポップ」を運営するpaperboy&co.社長の本。孤独な中学・高校生活が特長的だった。一代で億万長者になる人は、普通、学生時代から強烈なリーダーシップを発揮しているものだから、意外だった。しかし、優秀な人材を寄せ付ける能力はそんなものよりも人柄だったりするから、人柄に加えて時代の波に乗れる感性があれば、案外成功するものなのかも、と思った。本を読んでるだけでも、この社長のだらしなさやちょっと間の抜けたところには、大きな魅力を感じたし。

ロリポップってまだやってるんだ、と思ったら会員数は80万人を突破しており、昨年からの伸び率も非常に順調だった。現在、HTMLやCGIの管理が面倒くさい個人HPをやるメリットはほとんどなく、既に多くの個人HPは無料ブログに置き換わったという認識だったので、一体どういう人たちがHPを作っているのか気になる。あえて、勉強のために個人HPをやる人なら、自宅サーバを作ってしまうので、やる人は限られていると思うのだ。80万人のレンタルサーバ需要はどうやって生まれているのか。アフェリエイトやネット商店をやるにしても、集客力のある限られたサイトしか生き残れない現状で、わざわざ有料サーバーを利用する人がそんなにいるとは信じられない。
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# by shohey0229 | 2010-04-18 13:51 | 読書
突破力! (PHPビジネス新書)
堀 紘一
PHP研究所
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この著者にしては珍しく、テーマの曖昧な本だった。この人は一般論よりも、金融のことを中心に語った方が良いような気がした。美学を中心に語ると今イチだ。でも、そういう年だから仕方がないか。
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# by shohey0229 | 2010-04-18 00:15 | 読書
素数ゼミの謎
素数ゼミの謎
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吉村 仁
文藝春秋
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北アメリカで素数年周期に発生するセミの謎に迫る。進化は合理的であるべきという考え方に即せば、素数の数学的な性質が作用しているのは明らかだ。問題はどうしてそのような性質が効くのか?ということ。それが本文中で説明されている。正直なところ、読書中は当たり前じゃん、という話が続いていたのだが、読み終わって考えてみると、欠陥が全くなく、完璧な理論だということに気付いた。

素数ゼミのシュミレータでも作ってみようかな。既にどっかにありそうだけど。
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# by shohey0229 | 2010-04-10 11:03 | 読書
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)
リチャード P. ファインマン
岩波書店
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ファイマンは「経路積分」の考案者でもあるらしい。経路積分というのは、波のように空間分布を持つ物理現象を、粒子の運動の統計的解釈と考えて、計算するもの?、だと思う。私自身、この本を読んで初めて知った。この経路積分、最近自分が考えている問題にものすごく応用が利きそうな気がして、詳しく知りたいと思っている。

波を扱うのは普通、波動方程式なんかを解く必要があるのだが、波動方程式は人間の直感と相性が悪い。例えば、波に何か衝撃を与えたらどうなるか、という問題を考えた場合、その衝撃自体を周波数展開しなければいけなかったりする。そして、人間が考える理想的な衝撃は周波数空間では、非常に汚く、著しく計算が難しくなる。今はITでこういった計算も楽に出来るのだが、ITが対応していないような問題に出くわした場合には、やっぱり大変だ。

これがファイマンの経路積分を使えば、ものすごく簡単になる、・・・のだとしたら嬉しい。直感だが、かなり有望だと思ってる。
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# by shohey0229 | 2010-04-08 22:34 | 読書

うらおもて人生録 (新潮文庫)

色川 武大 / 新潮社



博打打ちからスタートした著者が長い人生の間に悟った、人生論について語られている。運の総量は五分五分であり、長い勝負を決するのは実力やエラーである。しかし短期で見た場合、運は実力の差を埋めて余りあるため、全勝は不可能、したがって九勝六敗を選んでいけ、というような論旨。

他者を相手にした戦いでは自分と相手、自分自身との戦いでは弱みと強み、これらの勝負で九勝させてもらいつつ、六敗を選んでいくことが継続できる生き方なのだ。さらに一般的に言うと、表と裏の関係にある二律背反を意識的にコントロールすることが、長い人生で社会に生かしてもらうためのセオリーなのだ。

東京は糸が張り詰めたように、何事も勝つことばかりに意識が行ってしまいがちだ。六敗を甘んじて生きられるように、私も大らかな人に成長したい。

著者の文章の書き方も分かりやすくてよかったが、解説の人の文章がさらに美しかった。西部邁という人らしい。この人の本も読んでみたい。
人生論はいまどきの流行ではない。いわゆる「知」とかが人生や体験をこのうえなく侮蔑し、人生なしの芸術、体験なしの知識が言葉のショー・ウィンドウに並んでいる。今の時代の優等生とは、このガラスのなかの陳列競争の勝者ということであり、これが時代の本線である。

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# by shohey0229 | 2010-03-30 01:37 | 読書

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

板倉 雄一郎 / 日経BP社



社長業の怖さが分かる本。銀行への返済を延滞したあげくに、自社の社員がおどされるくだりは嫌だなぁと思った。華やかなベンチャー企業から一転して倒産していく様は、怖いとしか言いようがなかった。倒産の一番の原因は早すぎた拡大戦略だろう。企業規模に不相応な拡大路線が資金ショートを起こす様がよく分かる。大手銀行の後ろ盾を自分の実力と勘違いしてしまった時、資金調達の危機意識がごっそり抜け落ちてしまったのではないかと思う。

この本が書かれたのが1998年。今の著者のHPを見る限り、誠実とは正反対のチャラさがあり、私の中では、哀れみよりも憎しみの方が勝った。
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# by shohey0229 | 2010-03-29 22:32 | 読書

親鸞 (上) (五木寛之「親鸞」)

五木 寛之 / 講談社



親鸞の小説。上流階級の人のみを対象とし、形式的な祈りが支配的な時代に、彼のやろうとしたことは、極楽浄土に行くことができない悪人を救うことだった。将来の保障を捨ててまで、仏とはいったい何なのか、どうして人は仏を求めるのかという根本的な問いに悩む親鸞は、気高いと思う。こうした根本的な問いはわれわれ現代人にとっても同じだと思う。自分は何のために生きているのか。生かされているのか。いつのまにか生きること自体が目的かのような錯覚に陥る。
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# by shohey0229 | 2010-03-28 20:03 | 読書

生命保険の「罠」 (講談社+α新書)

後田 亨 / 講談社



必要もないほど多額の生命保険に入っている無知な日本人の為の本。保険に入る際に考えるべきは「その保障が自分の貯金でまかなえないほどのものかどうか」、そして「そのリスクが発生する確率がどのくらいなのか」、最後に「保険金は過剰じゃないか」ということ。このへんをクライテリアにしていれば月々何万円も保険料を支払うことはなくなる。

あと、祝い金などのおまけにも注意する必要がある。祝い金は月々支払う保険料に上乗せされているだけなので、客にとっては何の意味もない。貯蓄型の保険も掛け捨て型の保険料に貯蓄用の保険料を上乗せされているだけなので、メリットはほとんどない。あったら使っちゃうから貯蓄型保険に入るっていう場合も、もうちょっと割りの良い投資先を検討した方が良い。

専門でやっている人を除いて、一般人は保険を前にすると思考停止に陥り、乱暴な宣伝文句にまんまと載せられ、あれもこれもと特約をつけて多額の保険金を支払うものらしい。しかし、こうして、人の不安につけこむ保険屋は、21世紀中にさらに力をつけていく。テクノロジーがいかに発展しようと、人にとって不安は一生なくならないからだ。
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# by shohey0229 | 2010-03-22 21:51 | 読書

完全なる証明

マーシャ・ガッセン / 文藝春秋



数学上の世紀の難問と謳われていた「ポアンカレ予想」を証明したにも関わらず、その代償を一切受け取らず、世間の表舞台から消えた天才ペレルマンの話。ペレルマンは取材には全く応じない人の為、本書は彼の周辺にいた人物の証言から人物像を浮かび上がらせる手法を取っている。

フィールズ賞やクレー賞を頑なに拒絶するペレルマンの奇人的なまでの対応の真意は私には分からないが、それはペレルマン自身も分からないことなんじゃないだろうか。読みながら、トラどらの一幕が思い浮かんだ。


「私は他人が私の心の中を勝手に想像して分かったような顔をする。それがイヤなの。むかつくの。何で分かってくれないの?」
「分かってほしいのか、分かって欲しくないのか、どっちなんだよ」
「分かんない!私がどう思っているかなんて誰にも分かるはずない。だって、自分だって知らないもの・・・」

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# by shohey0229 | 2010-03-22 00:52 | 読書
物理会の大御所の自伝。彼の考え方は私と似ている。が、彼にあって、私に決定的に欠けているのは行動力だ。特に冬場は冬眠したかのように消極的になるこの性格が変わっていけばいいと常々思ってる。夏場はアクティブになれるのだが・・・。

僕たちは「できるけどやらないだけのことさ」といつも自分に言い聞かせているわけだが、これは「できない」というのを別な言葉で言っているだけのことなのだ。


だがそれでも僕の一番好きなのは、やっぱり物理学だ。だからそこに戻っていくのが嬉しくてたまらないのだ。


いくら人が僕はこういう成果をあげるべきだと思いこんでいたって、その期待を裏切るまいと努力する責任などこっちにはいっさいないのだ。そう期待するのは向こうの勝手であって、僕のせいではない。

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# by shohey0229 | 2010-03-07 00:04 | 読書

ロックマンDASH / ロックマンDASH2 バリューパック

カプコン



PSPを購入後に何をやろうかと考えて、ロックマンDASHを選んだ。このゲームを選んだ理由は、ロックマンが好きで、DASHシリーズはかなり評判も良かったことから(参考:Wikipedia)。

これまで2Dでしかゲームしてこなかった自分にとっては3Dゲームというしろものに、慣れるのに相当時間がかかった。というか、ラスボスまで操作性になかなか馴染めなかった。3D特有の視点移動は相当難しく、視点移動の隙をついて敵が攻撃してくるものだから、すごく理不尽に感じた。ゲーマーの腕というより、ロックマンが、もっとキビキビ視点移動しないことが問題なのでは?と。

でも、実際の戦争も視点移動の隙とかで殺されたりするんだろうし、あながち間違っていないか、とか考え、最終的にロックマンの視点移動のスピードを考慮のうえで戦えるレベルに達した。

それにしても、いまどきの少年達はこのような3Dゲームの当たり前のように遊んでいることを考えると、日本はゲームを通じて凄まじいチルドレンを養成しているんじゃないかと感じた。遠隔操作のロボットが一般的になれば、彼らの3D操作能力を活かしたバイトとか出てくるかも。
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# by shohey0229 | 2010-03-01 23:25 | 読書

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

クリス・アンダーソン / 日本放送出版協会



サービスが無料化されて、既存のビジネスが駆逐されていくという話。インターネットサービスが無料なのに何故利益を上げることができるのか、っていうことがつらつらと書かれてる。インターネットを何年もやっていれば、わりと常識的なことだけど、世間的に結構有難がられていると本だと思った。
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# by shohey0229 | 2010-02-21 15:53 | 読書

大人げない大人になれ!

成毛 眞 / ダイヤモンド社



内容紹介
【好きなことを、好きなようにやれば、成果は最大で、ストレスはゼロになる!】
本書は、人生をクリエイティブで面白く生きたいひとを応援する本です。
マイクロソフト元社長の著者の周囲の成功者には、我慢強い人物は見当たりません。
逆に、やりたいことがまったく我慢できない、子供のような人が多いのです。
しかし彼らは、仕事は好きで楽しくてやっているので、
時間を忘れていくらでもがんばることができるし、
新しいアイデアも湯水のように湧いてきます。
我慢をしてイヤイヤ働いている人が、こういう人達にかなうはずがありません。
本書は、そんな人々に囲まれて暮らしている著者が、
いかに大人げなく、クリエイティブで楽しい人生を送るか
ということについてまとめた一冊です。
暗い世相に負けそうになっているサラリーマン、
これからの日本で自分は何をして生きていけばいいのかと考える若者など、
多くのひとに読んでいただきたい本です。


何だか分からないうちに、やりがいを失った自分を発奮させたくて読んだ。本書には、正直なところ、類書の多いアウトロー理論しか書かれていないけど、読んでいるうちにコツンとくる言葉が多々あり、少しずつ生きる力が沸いてきた。著者は大変な読書家ということもあり、言葉の使い方がとても上手いと思う。
中でも次の言葉は、私にPSPを購入させる決心をさせた意味で貴重だ。

私が趣味に対し投資を惜しまないのは、やはりこれらに没頭している時間が、人生で最も重要であると認識しているからだ

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# by shohey0229 | 2010-02-16 00:47 | 読書

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

岩崎 夏海 / ダイヤモンド社



公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。


ドラッカーの原著は、言葉遣いに独特の威厳があり、読むのが大変だった。ドラッカーの関連書も同様だ。
読んでるうちに、いつのまにか言葉が右から左に流れていき、読後、知識や感動が何も残らなかった。世間的には名著と言われているのだが、私にとっては金と時間の浪費になってた。

しかし、この本は他のドラッカー本とは一線を引く。小説を通してドラッカーの言葉を引用するという構成を取っている。だから、ドラッカーの言葉に具体性が帯びることはもちろんのこと、金言の密度が低くなり、ドラッカーの言葉の意味を考える時間が充分に与えられるのだ。原著では、抽象的な金言の連続で、感覚が麻痺し、いつしか流し読みになってしまったが、これならドラッカーが何を言ったのかを理解できた。

萌え系イラストなので、ラブコメ要素が少しあるかと思いきや、一切無かった。そこは少し期待ハズレだった。友人は「いや、萌え系イラストの方をなくすべきだよ」って言ってたけど。
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# by shohey0229 | 2010-02-14 23:05 | 読書
クロマニヨン人から、市場の発明に至るまでの歴史を振り返り、人類の歴史を決定付けてきた法則を探る。その上で、法則に基づいた未来の歴史を導出する。

フランス革命しかり、産業革命しかり、人々が自由を手に入れる為に行動した結果が、これまでの歴史だった。しかし、行き過ぎは悲惨な結果を生み出すもので、著者は他者の権利を認めない利己主義が人類を自滅させると言っている。希少資源を巡った国家の対立、グローバルな企業間競争は、いずれ全て紛争に帰結する。

未来ではクリエーター階級の一部に、二十一世紀の歴史に対して特に敏感な人々が加わる。彼らは、自分達の幸せは他者の幸せに依存していることを悟り、また人類は平和を通じて互いに連帯するより他に生き延びる方法が無いことを悟る。

昨今の日本人の考え方は、このような愛他主義者からは加速的にかけ離れていっているように思える。その根本原因は将来に対する不安からだろう。既に飽食の時代なのだから、生活必需品を無料で手にすることが出来るようにすれば、不安に駆られることもなく、他人の幸せを望めるようになるのではないだろうか。
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# by shohey0229 | 2010-02-07 23:33 | 読書
短編集。「サクリファイス」が良かった。

「サクリファイス」では、因習的な村の二人の当主が描かれている。子供の頃は仲の良かった二人なのだが、いまや何十年も口も聞かないほど仲が悪い。しかし、それは青年時代、自分達は仲違いしていた方が、村の存続のためになる、と判断した結果だった・・・。人生で五番目くらいに大切な「親友の存在」を村のために捨ててしまう。切ないけど、偉い、と思う。

フィッシュストーリー (新潮文庫)

伊坂 幸太郎 / 新潮社


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# by shohey0229 | 2010-02-07 12:15 | 読書
堀江貴文の人生論。世間的にこの人は大悪人として知られているが、彼が逮捕されたのは「既得利権に楯突き、偉い人たちに睨まれた」という理由からである。世の中は変えようとすると、保守的な人類が邪魔をする。残念ながら、国家単位でそういうことが行われているのが日本なのである。

そんな訳で、私はこの人のことは嫌いじゃない。むしろライブドアを日本有数の企業に育て上げた優秀さや、論理の明確さ、夢の壮大さは尊敬に値すると感じている。本書で著者が情報に非常に貪欲であることを知った。この意識付けは見習いたい。

多くの人は、情報を収集することに貪欲ではない。しかし、たくさんの情報源から多くの情報を集めて、それをスクリーニングして自分に必要な情報だけを効率的に取り込むことができる者は、人より先の未来を見ることが可能である。そして、人より先の未来が見えれば、圧倒的優位に立てるのだ。


堀江貴文 人生論

堀江貴文 / ロングセラーズ


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# by shohey0229 | 2010-02-06 14:41 | 読書
企業を買収してうまくいく成功率は1/3なのだそうだ。これはM&Aによって、企業価値は単純な足し算とはいかず、むしろマイナス面を生みやすいことを示唆している。

マイナス面を生みやすい要因としては、第一に経営者のレベルが挙げられる。企業がでかくなれば、経営者が解決すべき問題は複雑化する。しかし、M&A後にどうなるか、どうしたいかのビジョンもないまま進行するM&Aは多々あり、これらが買収の失敗に帰結する。

これらビジョンを持たない買収の多くは、目先の利益で動いている場合がほとんどだ。一社では設備投資負担が重いから、市場でシェアを取らなければ戦いが楽にならないから、など。一見は合理的なのだが、合併すれば問題は本当に解決するの?と思うことが多い。

今後、全てのビジネスは分業化・サービス化していく傾向にあり、企業規模がモノを言う時代でもなくなった。ならば、M&Aが担うのは、企業価値と企業価値の足し算ではなく、相乗効果ということになる。安直な資本拡大指向ではうまくいかない。

これからの優良企業 (PHPビジネス新書)

安井 孝之 / PHP研究所


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# by shohey0229 | 2010-01-31 23:34 | 読書
最近敵が多いような気がして読んだ本。

敵がいてこそ人は大きく成長できる、という考え方には同意。中でも、味方のように見えて敵だった人が及ぼした悪影響と、敵のように見えて味方だった人が及ぼした好影響が支配的となると思う。

男には七人の敵がいる (PHP新書)

川北 義則 / PHP研究所


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# by shohey0229 | 2010-01-31 22:48 | 読書
読書バトンをやりました。改行しろよって思う読みにくさ。
fc2の自動挿入なので、立ち入れないのです。
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# by shohey0229 | 2008-12-28 17:30 | 読書
ニュース元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000030-yom-soci

■まず、クォーターパウンダーについて

クォーターパウンダー、個人的には好きですけどね。あれを食べた後に、ビッグマックを食べると、一般バーガーのハンバーグのショボサに驚きます。むしろクォーターパウンダーを出した瞬間から、ビッグマックのコスト削減を図ったのではないか?って疑いました。

この辺、ブルーレイとDVDに似てますね。ブルーレイで映画を見た人は、ブルーレイの美しさにビックリするというより、ブルーレイで見た後のDVDの画質のショボサに驚くそうです。知らない世界を体験した後で、従来の世界の見方が変わる、と言えば聴こえはいいけど、知らない方が良い世界もある、という感じはしますね。知っても、何ら得をした感じがしないので。

■サクラを使ったことについて

閑話休題。ニュースについて考えましょう。サクラを使って話題作りですか。派遣を雇ったのがまずかったと思う。やるなら正社員でやればよかったのではないかって思います。得体の知らない人を1000人も集めれば、情報が漏れるのは当たり前。企画を立てた人間と、企画を承認した人間が悪いと思います。ネットがここまで普及した日本でやるにはリスクが大きすぎると思いますね。

一日の来店者数がサクラに使った人数の十倍になって、そりゃあ社内的にメリットもあったんでしょうが、こうやってニュースで叩かれるのは目に見えていた訳で、一日の売り上げという短期的なメリットよりも、これからしばらく叩かれることによる長期的なデメリットの方が明らかに大きい。よって、よっぽど切羽詰った人が決断を下したのかなーという感じがします。そう考えると、問題視すべき点はマクドナルドの成果主義になるのかな。まあ、ヤフーのトップニュースになるくらいだし、それなら追々明らかになっていくことでしょう。そういう成果主義の影!って感じの話題がネットのニュースサイトは大好きだから。

一方でマスコミの陰謀ではないのかっていう考えも私の中にはあります。マクドナルドは何だかんだで素晴らしい寄付活動とかしてますし、官公庁に睨まれることもしているかも知れません。その結果、「ちょっとマクドナルドうぜぇから、信用失墜させてしまえ」的なことで、このニュースが出来上がったのかも知れません。派遣の証言はでっち上げで、むしろウソの証言をすることが派遣の仕事だったりして。いや、もっと壮大に、マクドナルドを偽証する人間がフルキャストにサクラを依頼したのかも知れない。そうなると、マクドナルドは何も知らずにこのような事態に巻き込まれたことになります。

というような小説を考えた末、記事では「マクドナルドの中の人が認めている」ということですので、そんな陰謀はないことが証明されました。さすがにそこで嘘はつけないだろうと。しかし、記事に出てくる中の人がスパイだったら・・・? 言い出したらキリがないけど。

■これからの消費者動向

さて、このニュースによるインパクト、ですが、私個人はこれからもマクドナルドは利用していこうと思ってる派です。クォーターパウンダーももちろん食べる。好きなものは好きな時に食べる主義なので。というか、このニュース読んで、即マクドナルド反対!って気持ちは起こらなかったというのが正直な感想です。やっぱり2ちゃんねるとかでは、この記事に熱くなってるのかな。

一方で、他の人たちの動向ですが、利用しなくなる人は結構いるんじゃないかなーと思います。不況で解雇された人がたくさんいる昨今の雇用事情を考えますと、「派遣を悪用して」「自分の利益しか考えてない」とかの文字が並ぶと、マクドナルドをやめて、吉野屋にいっちゃう人が大勢いるかも知れません。

■これからのマクドナルド

利用者が減って、マクドナルド値上げしちゃうかも知れませんね。「昨今の資源高騰により」とか言い訳しつつ、内情は利用者が少ない為だったりして。そもそもクオーターパウンダー自体、高級志向な商品な訳だし、高級志向にシフトしたいが為に、マクドナルド幹部は安価なハンバーガーセットしか頼まない人を追い出したかったのかも知れません。それがこのニュースに結びついたのかも知れません。となれば、ここまでは狙い通りですね。

ただ、クォータパウンダーって特別高いって感じはしないんですよね。安いと思ってるわけじゃないのですが、てりやきバーガーとかと大差ない気がするのです。一昔前のモスの「匠バーガー」と比較してるからなんですが、匠バーガーと比べると高級志向に疑問符がつくハンバーガーなんですよね。「俺は高いモノを食ってるんだぜ、へへーん」っていう充実は得られないバーガーだと思います。そもそも、ノーマルハンバーガー以外のハンバーガーが全体的に高いからクオーターパウンダーの高級感も今ひとつという気持ちが大きいです。マクドナルドはクォーターパウンダー以前から高級志向路線を考えていて、安価なハンバーガー・チーズバーガー以外のバーガーを高く設定していたような気がします。

しかし、高級志向って言わば上位市場を狙うってことだと思うのですけど、「イノベーションのジレンマ」によると、こういう企業って必ず失敗するんですよね。上位市場を狙うものは、新規参入企業に負けてしまうイノベーションのジレンマです。
なので、マクドナルドの高級志向戦略は個人的にはダメだと思ってます。少なくとも成長路線は描けないと思う。モスバーガーのように、高級路線で行って売り上げをキープしてる企業もあるけれども、あれってモスバーガーの規模だから成り立つ話だと思うんです。貪欲に拡大を続けるマクドナルドという企業が取るべき戦略じゃないと思います。マクドナルドは価格破壊戦略とかグローバル化の方向が正しいと思います。不況でそういうのはやり辛いけれども。
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# by shohey0229 | 2008-12-28 15:55 | 雑感
一年の締めに今年読んだ本をまとめてみる。

カテゴリー分けの定義は、以下の通り。
小説 → フィクションの本
雑学・勉強本 → 知識を主に扱った本
自己啓発本 → 著者の主張が強い本
ビジネス書 → 知識+主張って感じの本
娯楽本 → 上記のいずれでもない本
# カテゴリーの境界に俗す本が多い。本屋の店員はどうやって分類してるんだろ。

今も印象に残ってる本に★をつけた。影響を受けた度合いで★の数が1〜2に変動。

計58冊

・小説−計26冊
みぞれ
パラレルワールド・ラブストーリー
きみの友だち
グラスホッパー ★
西の魔女が死んだ ★
死神の精度 ★★
チルドレン
変身
ネバーランド
楽毅(1)〜(4) ★★
イニシエーション・ラブ ★
アヒルと鴨のコインロッカー ★★
年下の男の子
僕たちのミシシッピ・リバー
TSUGUMI
カラマーゾフの兄弟(1)〜(2)
償い
ゴールデンスランバー
異邦人 ★★
一瞬の風になれ
チーム・バチスタの栄光(上)(下)

・雑学・勉強本−計11冊
レバレッジ英語勉強法 ★★
「1秒!」で財務諸表を読む方法
統計学入門 ★★
やさしくわかるExcel関数・マクロ ★
初めてのPerl ★
速攻!パソコン講座エクセル ★
統計でウソをつく法 ★
LSI設計の基礎 ★
ポジティブ・イングリッシュのすすめ
スタバではグランデを買え ★
へんな趣味オールガイド ★★

・自己啓発本−計21冊
打たれ強くなるための読書術 ★★
夢をかなえるゾウ ★★
やる気のスイッチ ★★
自分の中に毒を持て
考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術
仕事は5年でやめなさい
偽善入門 ★★
100のノウハウよりただ一つの自信 ★★
脳を生かす仕事術 ★
理系思考 ★
「人たらし」のブラック心理術
仕事は楽しいかね? ★
どんな仕事も楽しくなる3つの物語
男はなぜ急に女にフラれるのか?
女が歓ぶ「口説き」のテクニック
モテる男の会話術
入社3年までに勝負がつく77の法則 ★★
不機嫌な職場 ★
聞き上手になるには
編集者という病い ★★

・ビジネス書−計9冊
28歳からのリアル
スティーブジョブズ 神の交渉力 ★
パラダイス鎖国 ★
フラット化する世界(上)(下) ★★
イノベーションのジレンマ ★★
日本のもの造り哲学 ★★
謎の会社、世界を変える。−エニグモの挑戦−
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ★★

・娯楽本−計1冊
B型自分の説明書

■所感
冊数では小説と自己啓発本が20冊オーバーと最も多い。気分で読みたいものを読んでいたので、読みやすい小説や自己啓発本に集中したのだろう。

一方、カテゴリー別に
  (★の数)÷冊数
を計算してみると、
 小説=0.42
 雑学・勉強本=1.09
 自己啓発本=0.86
 ビジネス書=1.11
 娯楽本=0.00
となっていることが分かった。娯楽本は特殊カテゴリーなので置いといて、冊数の多い小説が際立って低いことが分かる。小説は読んでる瞬間は面白いのだが、時間を置くと「それほどでもなかったな〜」と思う本が多い。リストを作っててそう感じた。その本のテーマすら思い出せない本もあったし。
しかし一方、冊数が小説の半分以下のビジネス書や雑学・勉強本が非常に高い値を示している。これらの本は随分前に読んだものでも、結構頭に残っていることが分かった。

「小説は読書するに値しない」と言うつもりは毛頭ないし、これからも圧倒的に小説を読み続けるだろうと思う。だって小説読むのって楽しいもん。けど、フィクションじゃない本は着実に頭に残るし、必要性が無視できないなって痛感した。


■来年の目標

今年は結構読んだつもりだったのに、58冊という中途半端な冊数が悔しい。自分の中では毎月10冊を目指してた。本格的に読書し始めたのが4月からだったので、80冊はいってて欲しかった。小まめに集計してれば、もうちょっと良くなったと思う。という訳で来年は、中間集計を挟もうと思う。お盆休みくらいに。んで、月平均10冊→年120冊を目指す。

#「目標は常に前年対比を上回るものよ!」ってどっかのハルヒが言ってたけど、目標未達の場合はどうするんだろ。

読書の冊数にこだわるのは意味が無いことだと考える人もいるが、私はそうは思わない。一冊の本を読みつくす「精読派」の人も読書好きなんだとは思うけど、私とはタイプが違う読書好きだと言える。私は、常に新しい本と出会いたい系の読書派なのだ。色んな考え方を知る、とか綺麗ごとは言うつもりもないし、色んな考え方を受け入れていては、うまく生きていけないことも知ってる。けど、視野が広がっていくことは、自分の世界が広がっていくということである。人間は、自分の視野に入っていないものを現実とは思えない生き物だから。自分の活躍の場が広がり、嬉しいことも、苦しいことも人一倍体験できる。これって人生の充実とは呼べないだろうか? 人より人生を濃密に経験してるっていうことにはならないだろうか?

また冊数という数字にこだわることで、読書をがんばれる。達成感が残る。「質の良い読書」という曖昧な目標を掲げれば、何が基準で目標を達成したかが分からず、きっと止めたいときにすんなり諦めてしまうと思う。「趣味なんだから、やめたければやめればいいじゃん」という考え方もあるが、そうやって諦め続けると、何も残らないのだ。齢80歳にして「俺の人生、むなしかったなー」というパターンだと思う。人生に圧倒的な達成感を感じたければ、一度好きになったことを継続的に続ける必要がある。その為の目標であり、達成を得るための数字なのである。

そして、重要なことは色んな本で語られてるものだ。重要なことを一冊の本を読んで学んだ気になっていると、必ず忘れる。成功者の習慣を一冊の本を読んで学んでも、100%継続できない。繰り返し色んな本を読み続けることで実践を「継続」できるのである。継続できなくても、実践できていない自分に気付くことができる。それだけでも大きな意味がある。だから膨大な冊数を目指すことに意味があるのだ。
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# by shohey0229 | 2008-12-27 20:05 | 読書
みぞれ (角川文庫)みぞれ (角川文庫)
(2008/07/25)
重松 清

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■あらすじ

あなたに似た人が、ここにいる―。幼なじみの少女が自殺未遂、戸惑いながら「死」と向き合う高校1年生の少年。結婚7年目、セッカチな夫に最近うんざりしてきた妻。子供がいないとつい言えなくて、一芝居うつ羽目に陥った夫婦。どちらかがリストラされる岐路に立たされた40歳の同期社員。晩年を迎えた父に、複雑な思いを抱く43歳の息子…。ひたむきな人生を、暖かなまなざしでとらえた11の物語。文庫オリジナル短編集。(amazonより引用)

■感想

amazonに書いてある通り、特殊な状況に立たされた主人公達の話。最近、短編集と言っても、各話で微妙に繋がっている短編集ばかり当たってたので、この本みたいに完全な短編集は久しぶりだった。

「へなちょこ立志篇」というホームレスに高校生が弟子入りする話があったのだけど、その話の主人公が1番好きだった。アホなことをやる奴が僕は大好きだから。
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# by shohey0229 | 2008-12-27 18:44 | 読書
パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
(1998/03)
東野 圭吾

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■あらすじ

夢の世界では、自分の恋人が親友の恋人になってるというポルナレフ的展開。ミステリー兼SF作品。

■感想

なかなか面白かった。伊坂以外のミステリー読むのって久しぶりだったし。東野圭吾なのでなんとなく重い感じはした。なので買ってから読み終わるまで四ヶ月くらい費やしてた。

パラレルワールドを題材にした話では、石田衣良のブルータワーっていう小説があって、そっちも良かった。全く違う話だったけど。そして今思うと恥ずかしくなるようなファンタジーだったけど。
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# by shohey0229 | 2008-12-22 21:58 | 読書
やる気のスイッチ!やる気のスイッチ!
(2008/11/21)
山崎 拓巳

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■内容&感想

モチベーションが下がりきってしまったときに読む本。やる気を出すにはどうすればいいのか、について書かれている。詩のような、写真集のようなおしゃれな本だが、良いこと書いてる。丁度、やる気をなくしてたところだったので、買った。読んだ。

特に「ほおっ」と思ったのは、セルフイメージについて。憧れの人の輪に飛び込んで、セルフイメージを高めると、自分がそうじゃないことに対して居心地が悪くなり、自然とやる気が湧いてくるって書いてた。そういえば、最近憧れとか夢が自分の中で不明確になっていたな、と感じた。

「願ったことは叶う、言葉にすればより叶いやすい、書いて残せばさらに叶う」
どの成功本にも書いてあることなのだが、そういう希望を持ち続けていくことがなかなか難しかったりする。人間、楽な方へと流れていくものだから。逆に、こういうところが成功する人と平凡なまま生きていく人の分岐点なのかな、なんて思っている。
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# by shohey0229 | 2008-12-21 10:13 | 読書
きみの友だち (新潮文庫)きみの友だち (新潮文庫)
(2008/06/30)
重松 清

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■あらすじ

小学五年の時、恵美は交通事故で足に障害を負う。落ち込んだ恵美は「友達」に八つ当たりし、次第に嫌われ、孤立する。そんな時、いつも一人でいる病弱な由香と知り合い、孤独な者同士、仲良くなっていくのだが……。群れて一緒にいることが友だちなのではない。むしろ一緒にいない時に思い合ってる。そんな友情を描いた短編集。

■感想

重松清が書く小説はピュアだと思う。心にストンと落ち着く。正しいことを言ってるのに、いやらしさを感じないセンスはいつ読んでも良いなぁと思う。滅多にハズレが無いことも良い。何か小説を読もうって思ったら重松清だって思うもん。

それなのに、なぜか「これだ!」と思えるヒット作が無いんだよな。私の中で。どの小説もすばらしくて、良いテーマを書いてると思うのだけど、私的ランキングでナンバーワンだって思う小説はきっと重松清ではないんだよな。
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# by shohey0229 | 2008-12-18 23:18 | 読書
グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)
(2007/06)
伊坂 幸太郎

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■あらすじ

主人公の鈴木は妻を殺された復讐の為、非合法的な会社に潜入する。ところが、復讐したかった犯人・寺原長男が車に轢かれたように見せかけて殺される。鈴木は寺原長男を殺した「押し屋」を尾行し、所在を突き止めるのだが・・・。

■感想

食わず嫌いってこういうことなんだったんだね。序盤はそれほど面白いと思って読まなかったけど、中盤・終盤はミステリーの側面が出てきてとても楽しめました。
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# by shohey0229 | 2008-12-14 16:18 | 読書
西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩

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■あらすじ

中学の女子グループ特有の文化に馴染めなかったマイは祖母の家で過ごすことになる。祖母はマイに魔女修行をさせる。「魔女は自分の聞きたくないもの、見たくないものは見ないのです。考えたくないことは考えないのです。自分で自分の感じることをコントロールするのです」。そうして、打たれ強くなったマイは社会復帰する。

■感想

グリム童話を連想させるようなタイトルだけれども、日常的で平和で暖かい話だった。祖母の考え方には同意だ。世知辛い世の中、他人の考えに振り回されていては、生き辛い。自分を取り巻く環境はコントロールできないけれども、自分の内側にある世界は舵を握って操作しなければいけないと思う。何事にもポジティブな面を見つけ、他人の言動に振り回されず、それでいて本質的に異なる他人と協力しながら生きていくのである。
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# by shohey0229 | 2008-12-13 11:22 | 読書
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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■ストーリー&感想

死神が死神の仕事をする話。短編集。死神の仕事というのは、死神判定が出された相手に付きまとって死なせても良いかどうかを調査する仕事。「死神判定って何?」だとか「判断基準は何?」だとか深く考えない方が面白いです。

「グラスホッパー」を齧って、あまりの幼稚っぽさに伊坂の小説少し敬遠してたけど、先週の「チルドレン」といい、面白いな。この小説は描写がいちいち美しい。ディテールが素晴らしい小説は読み終わるととても気持ちいいような気がする。
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# by shohey0229 | 2008-12-03 21:12 | 読書
チルドレン (講談社文庫)チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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■あらすじ&感想

伊坂幸太郎の短編集。陣内というキャラクタが全編を通じて登場するので、長編でもある。違う物語を通じて、陣内がどう変わっていくのかを見えるのが面白い。伊坂の小説ってこういう風に構成に珍しさがあるから好きだなー。

中身は伊坂特有の妙味のミステリーでありつつ、珍しく心温まるドラマチックな描写もある。伊坂の小説の中では「アヒルと鴨のコインロッカー」が面白かったけど、これも面白かった。
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# by shohey0229 | 2008-11-30 11:59 | 読書